こんばんは、七海です。
本日は、L’Arc~en~Cielの楽曲の中から、雨の日にオススメな作品BEST3をご紹介します。
ラルクといえば、ダークな世界観や激しいロックのイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は情緒的なメロディーが印象的な楽曲や、穏やかな雰囲気のナンバーも多く持っているバンド。
その中でも、今回は雨の日にしっとりと聴きたくなるような楽曲をご紹介します。
ラルクの雨の日のオススメ曲BEST3、発表!
【3位】Floods of tears
バンドの最初期の頃から演奏されている本楽曲は、雨の中に立ち尽くす主人公の想いが綴られた曲です。
「信じている気持ちが雨に流されそうで」「目の前でくり返す裏切りの答え」などの詩から、信じていた相手に裏切られた主人公が、一人で空しくもがいている様子が見えてきます。
タイトルの「Floods of tears」は、直訳すると「涙の洪水」。
hydeさんの書く詩は、その情景の美しさがファンの間でも人気ですが、この曲も降り注ぐ雨水と主人公の流す涙が重なるような、ドラマティックな情景が目に浮かびますね。
この曲は両A面シングルとして1,000枚限定で発売されました。
のちに1stアルバム『DUNE』に収録されましたが、当時のドラマーだったperoさんが脱退したことにより、『DUNE』収録のために再収録されたので、全体のアレンジや歌詞の一部が変更されています。
さらに2004年には『DUNE』が「10th Anniversary Edition」が再発売され、こちらにはシングルとして発売されたテイクも収録されました。
聴き比べてみるのも楽しいのでオススメです。
【2位】追憶の情景
この曲も、バンドの活動の初期からライブで演奏されていた楽曲です。
原曲は、当時のギターのhiroさんが制作した「Call to mind」というタイトルの曲だったそうです。
この曲の主人公は、序盤から「もうくり返せない遠い日が 今も悩まし私を」と嘆いています。
遠い過去を想っては、一人雨の中で後悔している人物の様子が、「風に揺れる波」「ガラスの様な湖面」といった美しい言葉で鮮やかに描き出されています。
インディーズの頃から、激しくテンポの速い曲だけでなく、このように穏やかで情感のある楽曲も演奏できる、多彩なバンドだったことがうかがい知れる作品です。
【1位】Singin’ in the Rain
曲名のとおり、雨の日に歌いだしたくなるようなこの曲は、一曲通してピアノが印象的な楽曲です。
ラルクの楽曲の中では珍しいジャズ風な曲調で、軽さと少しの陰鬱さが同居するオシャレな作品となっています。
この曲の主人公は、雨音を「心地よくはずんで」と言ったり、「君の好きだった雨」と形容するなど、前の2曲よりも雨に対して前向きなイメージを持っているようです。
雨の日はさまざまな光や色が道路に反射することで、普段よりも風景が色鮮やかに見えることがありますが、この楽曲はそんな鮮やかな街並みを見せてくれるため、気分を前向きにしたい時にオススメです。
なお、タイトルはミュージカル映画「雨に唄えば」に由来しているそうなので、合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
ラルクの雨の日のオススメ曲BEST3、まとめ
雨の日に聴きたいラルクの楽曲、いかがだったでしょうか。
あらためて一覧でご紹介しますね。
【2位】追憶の情景
【1位】Singin’ in the Rain
気分が少し落ち込んでしまいがちな雨ですが、ぜひラルクの名曲たちとともに、普段とは違う雨の日を楽しんでみてくださいね。
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